Tailor TOYO・Mid1950s Style Velveteen Souvenir Jacket "ROARING TIGER x WHITE EAGLE"/TT15544-119

<商品説明>
テーラー東洋が展開するスーベニアジャケットのシリーズ、2024年秋冬の新作!TT15544-119/Mid 1950s Style Velveteen Souvenir Jacket "ROARING TIGER x WHITE EAGLE"のご紹介です。
1950年代中期の作品、躍動感が半端ない虎を背面に描写したスーベニアジャケット。その迫力は他のどの虎モチーフにも勝る力強さを表現し正に職人技を感じさせる1枚に仕上がっています。加えて袖に入る龍の刺繍も一般的な他モデルより長く一層、迫力を助長しています。一方、リバーシブル面では晴れ渡る空を想わせるブルーのアセテートに施された白鷲の絵柄。使用する色糸の数を抑え運針のみで翼を広げた姿を描写しています。刺繍の密度が高い鷲と対局で生地の色を生かし繊細な線で描かれた松の枝や余白のバランスの使い方が日本画にも似た芸術性の高い1着に仕立てています。

<スカジャンの由来>
スカジャンの正式名称はSouvenir Jacket(スーベニアジャケット)。
戦後間もない時期、横浜・港町や東京・銀座を中心に巷には着物や帯、ひな人形など、駐留米兵が好みそうな土産物を並べる露店が数多く存在し賑わっていました。その光景を目にした港商(GHQによる民主化政策の一環で財閥解体が行われるなかで誕生した商社)の社員が開発したのがスカジャンの始まりでした。欧米人に馴染み易いベースボールジャケットを模ったウェスト丈のジャンパーに、鷹虎龍などのオリエンタルな柄を刺繍で表現したものでした。

露店商で人気となったそのジャケットは、やがてPX(米軍の購買部が運営する米軍基地内の売店)の目にとまり、港商が正式納入業者として各地の基地に納入していたのです。当時の納品伝票にはSOUVENIR JACKETと記されていました。
スーベニアジャケットに使用される生地はアセテート生地。物資統制下で絹や綿の使用が禁止され、統制外素材のレーヨンが使用されていました。着物(シルク)の手触りに似ていたアセテート生地がシルクとして売られていた時代です。それに桐生や足利の職人による手刺繍が施されていました。

港商商会は現在の東洋エンタープライズの前身。港商の社員だった小林 進氏が起ち上げた企業でした。今も尚、「テーラー東洋」のレーベルで生産を続けその伝統を継承し続けています。

<性格の違い>
お土産物(スーベニア)だったジャンパーも時代の変化が性格を変えていきます。意気な米兵のスーベニア(お土産物)が日本の若者によってファッション衣料に代わります。そして現代...スカジャンを羽織る女性の姿を見る機会が多くなりました。カジュアルの一スタイルとした新たなファッションムーブメントの到来でしょう。戦後、港商商会が生んだ米兵たちのスーベニアジャケット。その原点を知ればその深い魅力にハマります。彼ら米兵が纏ったType A-2と同じようにスーベニアジャケットの魅力を紐解きながら羽織るのもまた高貴な趣味のひとつと云えるでしょう。

<計測データ>
M   身幅(バスト)56.0cm 着丈59.0cm 裄丈83.0cm
L   身幅(バスト)59.5cm 着丈61.0cm 裄丈86.0cm
XL  身幅(バスト)62.5cm 着丈62.0cm 裄丈88.0cm
※計測データには測り手による個体差が在ります。

<詳細>
品名:Tailor TOYO・Mid 1950s Style Velveteen Souvenir Jacket"ROARING TIGER x WHITE EAGLE"
品番:TT15544-119
カラー:119)Black
サイズ:M,L,XL
表生地:別珍100%、ライニング:アセテートレーヨン100%、ニットリブ:アクリル100%、刺繍:レーヨン糸、ジッパー:オリジナルデザイン
価格:¥85,000+税(税込み¥93,500)
※この商品はヴィンテージが持つ独特の雰囲気を踏襲する為、素材や縫製、刺繍などに特殊な技法が取り入れられています。その為、糸切れやニットの伸び、刺繍の欠落などが在ります。不良ではなく良品として販売されているものであることをご理解ください。
 MLXL
119)Black85,000円(税込93,500円)
在庫なし
85,000円(税込93,500円)
在庫なし
型番 TT15544-119
販売価格
85,000円(税込93,500円)
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