Tailor TOYO・Mid1950s Style Acetate Souvenir Jacket "Roaring Tiger x Black Dragon"/TT15542-125

<商品説明>
テーラー東洋が展開するスーベニアジャケットのシリーズ、A2024年秋冬の新作!Mid1950s Style Acetate Souvenir Jacket "Roaring Tiger x Black Dragon"のご紹介です。
1950年代中期の作品、ブルー地には表&背面共に猛々しく咆哮する虎が描かれている。見事に描かれた虎斑(とらふ)の縞模様や放射状に刺繍された毛並みの描写は当時の刺繍技術の高さを物語っています。オリエンタル調の字体で記された"JAPAN"の文字も珍しい。一方、背面は黒糸で大胆に描かれたブラックドラゴン!針足を駆使し刺繍の立体感で迫力ある龍の表情を描き出されている。両面で大きく印象が異なるヴィンテージスカジャンの配色の妙を楽しめる1着です。

<スカジャンの由来>
スカジャンの正式名称はSouvenir Jacket(スーベニアジャケット)。
戦後間もない時期、横浜・港町や東京・銀座を中心に巷には着物や帯、ひな人形など、駐留米兵が好みそうな土産物を並べる露店が数多く存在し賑わっていました。その光景を目にした港商(GHQによる民主化政策の一環で財閥解体が行われるなかで誕生した商社)の社員が開発したのがスカジャンの始まりでした。欧米人に馴染み易いベースボールジャケットを模ったウェスト丈のジャンパーに、鷹虎龍などのオリエンタルな柄を刺繍で表現したものでした。

露店商で人気となったそのジャケットは、やがてPX(米軍の購買部が運営する米軍基地内の売店)の目にとまり、港商が正式納入業者として各地の基地に納入していたのです。当時の納品伝票にはSOUVENIR JACKETと記されていました。
スーベニアジャケットに使用される生地はアセテート生地。物資統制下で絹や綿の使用が禁止され、統制外素材のレーヨンが使用されていました。着物(シルク)の手触りに似ていたアセテート生地がシルクとして売られていた時代です。それに桐生や足利の職人による手刺繍が施されていました。

港商商会は現在の東洋エンタープライズの前身。港商の社員だった小林 進氏が起ち上げた企業でした。今も尚、「テーラー東洋」のレーベルで生産を続けその伝統を継承し続けています。

<性格の違い>
お土産物(スーベニア)だったジャンパーも時代の変化が性格を変えていきます。意気な米兵のスーベニア(お土産物)が日本の若者によってファッション衣料に代わります。そして現代...スカジャンを羽織る女性の姿を見る機会が多くなりました。カジュアルの一スタイルとした新たなファッションムーブメントの到来でしょう。戦後、港商商会が生んだ米兵たちのスーベニアジャケット。その原点を知ればその深い魅力にハマります。彼ら米兵が纏ったType A-2と同じようにスーベニアジャケットの魅力を紐解きながら羽織るのもまた高貴な趣味のひとつと云えるでしょう。

<計測データ>
M   身幅(バスト)54.5cm 着丈59.0cm 裄丈81.0cm
L   身幅(バスト)57.5cm 着丈62.0cm 裄丈82.0cm
XL  身幅(バスト)61.0cm 着丈62.0cm 裄丈86.0cm
※計測データには測り手による個体差が在ります。

<詳細>
品名:Tailor TOYO・Mid1950s Style Acetate Souvenir Jacket"Roaring Tiger x Black Dragon"
品番:TT15542-125
カラー:125)Blue
サイズ:M,L,XL
表生地:アセテートレーヨン100%、ライニング:アセテートレーヨン100%、ニットリブ:アクリル100%、刺繍:レーヨン糸、ジッパー:オリジナルデザイン
価格:¥65,000+税(税込み¥71,500)
※この商品はヴィンテージが持つ独特の雰囲気を踏襲する為、素材や縫製、刺繍などに特殊な技法が取り入れられています。その為、糸切れやニットの伸び、刺繍の欠落などが在ります。不良ではなく良品として販売されているものであることをご理解ください。
 MLXL
125)Blue65,000円(税込71,500円)
在庫なし
65,000円(税込71,500円)
在庫なし
65,000円(税込71,500円)
在庫なし
型番 TT15542-125
購入数
Soldout